2019/09/29(日)
腰痛にやさしい姿勢と日常生活動作〜座り姿勢編〜
こんにちは!
町田・相模原で唯一の【腰痛専門】整体院カイルの院長 渡辺貴大です^ ^
前回の腰痛にやさしい姿勢と日常生活動作〜持ち上げ動作編〜に引き続き、
「座り姿勢」についてお話ししていきます!
日常的に座っている時間は長いので、座る姿勢について意識することで腰への負担を減らすことができ、
腰痛の発症を予防することができます!
是非参考にしてみてください^ ^
座り姿勢の注意点
背もたれのない椅子に自然に腰掛けたとき、腰椎には直立位の約1.5倍の負荷がかかっています。
あぐらはさらに負荷が増加します。これは座位により腰椎前弯が消失し、腰椎が中腰の時と同じような状態になったためです。座り姿勢では、どんな場合も特に腰椎の前弯を意識することが大切です。
注意点①
椅子に座る際の基本的な良い姿勢とは、腰椎前弯を保つように腰を伸ばし、足底が床にしっかりつき、膝と股の高さが同じであることが大切です。
下の図のような座り姿勢は美しくもあり、合理的でもあります。
腰椎前弯は枕を用意してこれを背もたれと腰の下部の間に入れ、枕を圧迫するように座ることでも獲得できます。
椅子の高さが調節できないなら、足台をおくのも効果的です。
背もたれがあれば、膝を組みしっかり背もたれに寄りかかると良いです。
また、肘かけや机などに寄りかかり負荷を分散させるのも腰部へのストレスを軽減できます。
椅子からの立ち上がりでは、腰をまず前方に移動し、足を前後に開いて手で支えがなら立ち上がります。
注意点②
床などに直に座る際は、正座が最も腰への負担を少なくします。
これは腰椎の前弯が直立位の前弯に近いからです。
反対にあぐらは最も腰の負担を大きくします。あぐらをする場合はお尻の後方に座布団を入れるようにしましょう。
そうすると、腰部の前弯が正座に近くなります。
あぐらと同じく、両足を伸ばして足を投げ出して座るのもよくありません。
注意点③
車の運転ではバックシートを直角より倒して(110°くらい)、腰椎の前弯維持のため、腰の後ろに枕やクッションを当てると良いです。
また、カーブの際の横揺れも腰痛の原因になります。お尻が左右に動かないようにお尻を両側から支えるようなシートを使用しても良いでしょう。
注意点④
事務職など座り仕事が多い方は、20分に一度は立ち上がるようにしましょう。
また、デスク周辺の物の配置にも気をつけます。なるべく腰をひねらないで物をとることができるようにセッティングしましょう。取りたいものを正面で取れるように、回転式の椅子を使用するのが良いです。
いかがでしたか?
何気ないことを意識することで腰への負担を軽減して、腰痛の発生を防ぐことができます!
日常生活動作は毎日積み重なるので、小さな負担でも積み重なると大きな痛みとなって返ってきます。
きっちりと意識していきましょう!^ ^
腰にやさしい日常生活【座り姿勢編】 腰痛予防をしましょう!
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